AIで自動で議事録生成ができるおすすめのAI議事録ツール10選【要約・文字起こし機能付き】
この記事では、AI議事録ツールを選ぶ際の重要なポイントと、おすすめのAI議事録ツールを紹介します。
多言語での利用可否や、音声認識の精度、要約機能の有無など、選択時に考慮すべきポイントを詳しく解説していくので、ぜひこの記事を参考に自分に合ったツールを見つけてもらえればと思います!
AI議事録(要約・文字起こし)ツールとは
AI議事録ツールは、会議の音声データを自動的に文字起こしし、議事録を作成するツールです。
高度な音声認識AI技術を用いることで、会議の音声を高精度でテキストに変換し、自動で議事録を作成します。
話している人の声の特徴を学習し、複数人の会話でも個々の発言を正確に識別できるので、誰がどんな発言をしたのかを正確に記録できます。
また、音声をテキスト化した後、AIが発言内容を分析し、要点をまとめてくれる自動要約機能が搭載されているツールもあります。
作成された議事録はクラウド上で共有・管理できるため、アクセス権限の設定により、機密情報の保護も可能です。
このように、AI議事録ツールを導入することで、手作業で議事録を作成する手間が省け、業務の効率化が図れます。
さらに、人が議事録を撮るよりも正確な議事録が残るため、情報の共有やプロジェクト管理にも役立ちます。
AI議事録(要約・文字起こし)を選ぶポイント
AI議事録ツールを選ぶ際のポイントを5つ解説します。
これらのポイントをしっかりと押さえて、ツール選択を進めていきましょう。
①音声認識の精度
AI議事録ツールで最も重要なのが音声認識の精度です。
精度が高ければ高いほど、後の編集作業が少なくなり、時間と労力を節約できます。
多くのツールで精度実績を公開しているので、契約時の参考にしましょう。
異なるアクセントや発音に対応しているか、専門用語も正確に認識できるのかを確認することも大切です。
特定の業界用語に対応したツールもあります。
②多言語への対応
ビジネスがグローバル化する中、複数の言語でコミュニケーションを取ることが一般的になりつつあります。
AI議事録ツールがどの言語に対応しているのかを事前に確認しましょう。
③要約機能の有無
要約機能は会議内容をわかりやすく簡潔にまとめる際に役立ちます。
要約の精度と、どの程度の情報をどのように要約するか(例:項目のみ、議論概要など)、サンプルを確認し、自社のニーズに適しているか評価しましょう。
④無料で試せるかどうか
無料プラン、無料トライアルは購入前に製品を評価する機会です。
実際にツールを試すと、機能性や使い勝手を把握できます。
なお、無料トライアルは期間が過ぎると自動で契約が更新される場合もあります。
無料トライアルの期間をしっかりと掌握し、計画的に利用しましょう。
⑤料金
多くのツールにおいて料金プランは明確に公開されていますが、個別に見積りが必要なツールもあります。
また、ツールごとに支払い形式は異なります。
例えば、月間契約、年間契約形式の他、使用の都度課金が必要なツールなどがあります。
料金はツールを選択する際の重要な項目です。
企業の予算に合わせた最適なツールを選びましょう。
おすすめのAI議事録(要約・文字起こし)ツール
ここからは、おすすめのAI議事録ツールを10個紹介します。
多くのツールで無料プランやトライアルが利用可能なため、気になったものがあればまずは無料プランやトライアルで試すことをおすすめします!
また、長期契約にすると割引が適用されるケースもあるので、利用の際は公式サイトをしっかり確認しましょう。
『Notta』:無料プランも充実
Nottaは、最新のAI音声認識技術を活用した自動文字起こしサービスです。
会議やインタビュー、講演会などの音声データをテキストに変換し、効率的に議事録や書き起こしを作成できます。
98.86%以上と、業界トップクラスの文字起こし精度を誇り、日本語・英語・中国語をはじめ、100以上の言語に対応しています。
リアルタイムでの文字起こしにも対応しており、話者の声を自動で識別し話者ごとの表も可能です。
音声認識の分野で数々の実績を持つNotta株式会社が開発・運営しており、すでに多くの企業や個人ユーザーに利用されています。
セキュリティ対策も徹底されており、データの暗号化、アクセス管理、定期的なセキュリティチェックを行い、ユーザーの情報を保護しています。
ミーティングやインタビュー、会議や講演の記録など、議事録作成の手間を減らし文字起こしを簡単に行いたい人、多言語環境で文字起こしツールを探している人はぜひ、Nottaを試してみましょう。
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『AI GIJIROKU』:音声認識精度99.8%
AI GIJIROKUは、株式会社オルツが提供するAI自動議事録ツールです。
AIによる音声認識と機械学習技術を活用し、会議やインタビューの音声を自動で文字起こしし、議事録を作成します。
従来の議事録作成は、人間が手作業で行うため非常に時間がかかり、手間がかかっていました。
しかし、AI GIJIROKUを使えば、AIが自動で議事録を作成してくれるので、大幅に時間と労力を削減できます。
また、AI GIJIROKUは、「99.8%」という高い音声認識精度を誇っており、会議の内容を正確に文字起こしできます。
さらに、話者識別機能やリアルタイム翻訳機能、キーワード検索機能など、様々な便利な機能も搭載されています。
AI GIJIROKUは、会議の効率化を図りたい方、議事録作成にかかる時間を削減したい方、スマートな会議を実現したい方におすすめのツールです。
さらに詳細を知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください
『ZMEETING』:多言語翻訳・字幕で会議を円滑に
ツール名 | ZMEETING |
開発運営 | Hmcomm株式会社 |
音声認識精度 | 90%以上 |
多言語対応 | 3言語まで選択可能 |
要約機能 | フィラー(つなぎ言葉)削除機能のみ |
料金体系 | 54,000円/年~ |
無料トライアル | 非対応 |
公式サイト | https://zmeeting.hmcom.co.jp/ |
アプリ | 非対応 |
ZMEETINGは、Hmcomm株式会社が提供する議事録を自動作成するAIツールです。
ZoomやMicrosoft Teamsなど主要なWeb会議ツールに対応しているだけでなく、オフライン会議の音源からの文字起こしもできます。
さらに独自の感情認識エンジンで会議の雰囲気も分析できるなど、高度な機能を搭載しています。
『AI議事録取れる君』AIによる自動要約
ツール名 | AI議事録取れる君 |
開発運営 | 株式会社ALM |
音声認識精度 | 非公開 |
多言語対応 | 16言語 |
要約機能 | AI自動要約 |
料金体系 | 1,078円/月~ |
無料トライアル | 7日間 |
公式サイト | https://gijirokukun.com/ |
アプリ | 非対応 |
「AI議事録取れる君」はリアルタイムで文字起こしするだけでなく、AIが内容を解析して小見出しと箇条書きの要約を自動生成します。
Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどの主要ウェブ会議ツールと連携もでき、議事録のダウンロード、URL共有、メール展開など、フォローアップの機能も充実しています。
『toruno』:簡単操作で議事録作成
引用元:https://www.ricoh.co.jp/service/toruno
torunoは、文字起こし、録音、画面キャプチャ機能により、会議に関するあらゆることを記録するサービスです。
特にWindowsとGoogle Chrome™ に最適化されており、ZoomやTeamsなどのWeb会議だけでなく、物理的な会議室でも使用可能です。
torunoには、文字起こし、録音、画面キャプチャ機能があり、会議運営や情報共有が効率的に行えます。
重要発言はブックマークすることも可能で、ビジネス版では、チーム内の記録を一覧で見渡せ、専門用語の辞書登録機能も利用できます。
そのため、「会議の時間を効果的に使いたい」「議事録の負担を減らしたい」「リモートチームとのコミュニケーションを改善したい」と考えている方は、torunoがおすすめです
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『AutoMemo』:文字起こし結果をAIが要約
AutoMemoは録音から文字起こし、要約、編集、共有までブラウザ上で完結できるAI議事録ツールです。
独自のAI技術により、雑音や早口言葉があっても、99%以上の精度で音声をテキスト化し、会議、インタビュー、講義録作成など、音声のテキスト化が必要なあらゆるシーンで能力を発揮します。
録音した音声データはAIがテキスト化し、話者ごとに要約を自動生成するため、要点をおさえた分かりやすい議事録を手間をかけずに作成できます。
AIによる要約や話者ごとの発言要約など、多様な機能を搭載しており、音声の内容をより深く理解・分析することが可能です。
このように、AutoMemoは、「会議の議事録から重要なポイントを抽出」「インタビュー内容から本質的な情報を導き出す」など、文字起こしが必要な場面で非常に活躍します。
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『RIMO Voice』日本語特化AIが自動文字起こし
ツール名 | RIMO Voice |
開発運営 | Rimo合同会社 |
音声認識精度 | 97% |
多言語対応 | 日本語特化 |
要約機能 | AI要約 |
料金体系 | 音声:22円/30秒動画:33円/30秒 |
無料トライアル | 音声60分 |
公式サイト | https://rimo.app/usecases |
アプリ | 非対応(ブラウザで利用可能) |
RIMO Voiceは、日本語に特化した高精度の自然言語処理AIを搭載する議事録ツールです。
生成されるテキストデータと音声がシンクしており、文字を選択するとその部分の音声をピンポイントで再生できるスライダー機能にも注目です。
その他、雑音除去、YouTube字幕データ書き出し、URLで簡単に共有できるなど、さまざまな便利機能がそろっています。
さらにISO27017認証※1を取得しており、セキュリティ面での安心感も高いツールです。
※1 ISO27017認証は国際標準化機構が制定する情報保全に関する認証です。
『YOMEL』ワンクリックで簡単操作
ツール名 | YOMEL |
開発運営 | アーニーMLG株式会社 |
音声認識精度 | 非公開 |
多言語対応 | 非対応 |
要約機能 | 要点自動リストアップ |
料金体系 | 28,000円/月~(無料プラン有) |
無料トライアル | 2週間 |
公式サイト | https://ai.yomel.co/gijiroku |
アプリ | iOS/Android |
YOMELを用いれば、会議終了後にワンクリックで議事録をまとめることができます。
参加者全員の発言を的確にテキスト化するだけでなく、内容を要約して箇条書き形式で出力します。
発言者の自動識別や、キーワード検索、専門用語の辞書登録など、議事録作成を支援するさまざまな機能も利用可能です。
『AmiVoice® ScribeAssist』音声認識精度99.8%
ツール名 | AmiVoice® ScribeAssist |
開発運営 | 株式会社アドバンスト・メディア |
音声認識精度 | 99.8% |
多言語対応 | 英語 |
要約機能 | ChatGPTと連携した自動要約機能 |
料金体系 | 個別見積もり |
無料トライアル | 個別見積もり |
公式サイト | https://www.advanced-media.co.jp/lp/scribeassist/ |
アプリ | 非対応 |
AmiVoice® ScribeAssistは、音声認識市場で国内シェアNo.1を誇るAmiVoice技術を搭載した自動文字起こしツールです。
ChatGPTと連携した自動要約機能を導入しており、ユーザーは議事録の自動要約で業務効率の大幅な向上につながります。
『ailead』商談解析が可能
ツール名 | ailead |
開発運営 | 株式会社バベル |
音声認識精度 | 76% |
多言語対応 | 英語 |
要約機能 | 商談データを自動で収集/解析/可視化 |
料金体系 | 5,500円/月 |
無料トライアル | 非対応 |
公式サイト | https://www.ailead.app/ |
アプリ | 非対応 |
aileadは商談記録に特化した議事録解析ツールです。
Microsoft Teams、Zoom、Google Meetなどの主要なWeb会議ツールや、Zoom Phone、DialpadといったIP電話サービスと連携し、商談記録や引き継ぎなどの業務を自動化します。
SFA※2ツールへの自動出力も可能です。
※2 SFA(Sales Force Automation:営業支援システム)
会議の内容が流出するセキュリティリスクについて
AI議事録ツールはその便利さとアクセシビリティの利点から、多くの企業で採用されています。
一方で、そのオープン性からセキュリティリスクに配慮しなければなりません。
どのような情報に特に注意を払うべきか、情報漏洩の発生要因とその対策について解説します。
漏洩に注意すべき情報
項目名 | 具体的情報 |
個人情報 | 顧客情報、従業員情報、個人識別情報など |
機密情報 | 技術情報、財務情報、契約関連の詳細、知的財産情報など |
重要事業情報 | M&A計画、新規事業計画、戦略的パートナーシップ詳細 |
個人情報が漏洩すると、プライバシー侵害により個人が直接被害を受けるだけでなく、企業はデータ保護法※3違反で訴えられるリスクも発生します。
また、機密情報の漏洩は、企業の競争力や市場価値に直接的な被害を与えます。
※3 日本では個人情報保護法、欧州ではGDPR(General Data Protection Regulation:欧州一般データ保護規則) 、米国カルフォルニア州ではCCPA(California Consumer Privacy Act:カリフォルニア州消費者保護法)など
情報漏洩の発生要因
情報漏洩の発生要因 | 説明 |
不正アクセス | Web会議システム、端末のマルウェア感染 会議内容の盗聴 |
内部犯行 | 悪意ある社内人物が意図的に情報を外部に漏洩 |
誤操作 | 参加者が誤って会議の内容を録音・録画誤った情報共有 |
ソーシャルエンジニアリング | 第三者によるなりすまし |
物理的な盗聴 | 会議室に仕掛けられた盗聴/盗撮デバイス |
AI議事録ツールを使用する際に考えられる情報漏洩の発生要因例として、上記のものが挙げられます。
情報漏洩に関する対策
段階 | 対策項目 |
事前対策 | 会議の目的・参加者を明確化 |
機密情報の取り扱いルール策定 | |
参加者への教育・啓蒙 | |
会議中の対策 | 会議室/部屋の点検 |
画面共有時の注意事項を共有 | |
指定ツール以外での録音・録画を禁止 | |
参加者の確認 | |
事後対策 | 会議ログを分析 |
情報漏洩に関する対策としては、まず事前に参加者を明確にし、機密情報の取り扱いルールをしっかり定めて周知徹底することが大切です。
会議中は部屋のセキュリティを確保し、会議後はログを分析して不審なアクセスがなかったかを点検しましょう。
会議前/会議中/会議後の対策を進めることで、AI議事録ツールのセキュリティを保てます。
まとめ
以上、AI議事録ツールを選ぶ際の重要なポイントと、おすすめのAI議事録ツールについて詳しく解説しました。
ニーズに最適なAI議事録ツールを選ぶ際に、活用ください。
無料プランやトライアルが利用できるツールも多くあります。
有料プランを利用する前に、無料トライアルや無料プランを活用して比較してみましょう。