Googleスライドの新機能「画像生成AI」で美少女イラストを生成してみた!すごい!
2023年8月末、Googleスライドに画像生成AI機能が搭載されたので試してみました!
Googleスライドで使える画像生成AIということで、あまり期待はしていなかったのですが、期待以上でした!
こちらの機能は、Googleが提供する生成AI機能「Duet AI」に加入している場合に利用でき、2023年9月現在は日本でも使えますが、日本語には対応しておらず英語のみ対応しています
「Duet AI」の始め方や詳細は以下のページでまとめています。
現在、「Duet AI in Google Cloud」という開発者向けの生成AI機能も展開されており、BigQuery上で自然言語でクエリが書ける生成AI機能などもあるので、気になる人はこちらもチェックしてみてください
ビジネス用イラストの作成
Googleスライドは、主にビジネス向けのプレゼンテーションを作成する機会が多いと思うで、まずはビジネス用のスライドで使えそうなイラストを作成してもらいます。
2023年9月現在はプロンプトは英語のみが有効なので、それっぽいプロンプトをChatGPTを使って作ってもらいました
プロンプト (英語): Illustrate a hand shaking another hand, symbolizing a successful business deal.
プロンプト (日本語): 成功したビジネスの取引を象徴するような、手と手が握手する様子を描写してください。
「Create」ボタンを押すと、入力したプロンプトに基づいて約20秒で画像を生成してくれます。
生成された画像は以下の通りです。
どれも構図や画像のクオリティは悪くはないのですが、指の数がおかしかったりと怪しいものばかりでプレゼン資料に使うのは難しそうですね…
また、画像のスタイルは「Photography」や「Background」「Sketch」と変更可能なので、今回は「Sketch」に変更してもらいます
写真よりは使えそうですが、こちらでもよく見ると指の本数が多いですね…
ここら辺はプロンプトの工夫次第でなんとかできそうですが、今回は深く探求しません。
オフィスビル画像
人間の画像はいくつか問題が見受けられたので、次は風景の画像を作ってもらいます。
こちらでもビジネス用のプレゼン資料で使えるように、フリー画像でよく見るような、オフィスビルの画像を作ってもらいます
プロンプト (英語): in tokyo, japan office buildings
プロンプト (日本語): 日本の東京のオフィスビル群
かなり使えそうな画像が出力されました!
こんな感じの画像は得意そうなので、次は「通勤ラッシュの日本の電車」というテーマで作ってもらいます。
少し日本の電車っぽくはないですが、全然使えそうですね!
プロンプトの調整にはまだ改善の余地があると思いますが、風景系の画像生成には強いということが分かりました。
美少女イラスト
最後にお試しとして、可愛い女の子の画像を作れるか試してみました
最近はstable diffusionなどでAIグラビアや美少女系のイラストを生成するのが流行ってるので、Googleスライドでも作れるのか試してみます
プロンプト (英語): She is Japanese, has black hair, is 20 years old, and wears a hoodie.A art style reminiscent of Japanese manga..
プロンプト (日本語): 彼女は日本人、黒髪、20歳、パーカーを着ています。日本の漫画を彷彿とさせるアートスタイルです。
日本の漫画風のイラストを生成してもらいましたが、結構良さげな画像が生成されました!
指の本数とかは怪しいですが、プロンプトの工夫によってどうにかなると思います。
また、プロンプトをさらに工夫することで、より好みの可愛い女の子の画像は作れそうだなと思います
ちなみに写真風にも生成してもらいましたが、こちらはイラストよりは改善の余地が大きいなという感じになりました。
結論
今回はGoogleスライドに画像生成AI機能が追加されたので、試してみました!
人物の画像を作るには、プロンプトのコツを掴むまで少し難しそうですが、風景などの比較的抽象的な画像であればかなり実用的と感じました
うまく活用することで、これまでスライドに合うフリー画像を探していた時間を節約出来そうですね!
また、お試し半分で可愛い女の子のイラストも生成してみましたが、思ったよりちゃんとしたイラストが作れました
もちろんStable Diffussionのような画像生成AIに特化したものには及ばないですが、Googleスライドで簡単な指示出すだけだと考えると良くできてるなと思いました
こちらの機能は、Googleが提供する生成AI機能「Duet AI」に加入している場合に利用でき、2023年9月現在は日本でも使えますが、日本語には対応しておらず英語のみ対応しています
「Duet AI」の始め方や詳細は以下のページでまとめています。
現在、「Duet AI in Google Cloud」という開発者向けにも展開されており、BigQuery上で自然言語でクエリが書ける生成AI機能などもあるので、気になる人はこちらもチェックしてみてください