ConoHa AI CanvasでStable Diffusionを手軽に利用！使い方や料金を徹底解説！

ConoHa AI Canvasは、話題の画像生成AI「Stable Diffusion」を手軽に体験できるプラットフォームです。

通常、Stable Diffusionの利用には複雑な環境構築や専門知識が必要ですが、ConoHa AI Canvasならその手間が省け、簡単に画像を生成できます。専門知識不要でウェブブラウザから簡単にStable Diffusionを利用できる画期的なサービスで、AI初心者や本格的な画像生成を手軽に始めたい方に最適です。

本記事では、ConoHa AI Canvasの使い方や料金、注意点などについて分かりやすく解説します。気軽にStable Diffusionを活用したい方は、ぜひ参考にしてください！

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ConoHa AI Canvasとは

ConoHa AI CanvasはGMOが提供する画像生成AIプラットフォームです。

人気の高い画像生成AI「Stable Diffusion」のなかでも、高精度な「Stable Diffusion XL」を採用しています。ブラウザ上で簡単に利用できるため、専門知識がない人も高品質な画像を手軽に生成できます。

通常、「Stable Diffusion」を利用するためには、ハイスペックなPC性能やクラウドサーバーの使用が必要になります。

しかし、ConoHa AI Canvasを使えば、そのような複雑な準備は一切必要ありません。ConoHa AI Canvasにログインするだけで、簡単にツールを利用できます。

また、「Stable Diffusion」の標準UIは英語ですが、ConoHa AI Canvasを利用すれば、日本語表示に変更できます。拡張機能を使うことで、日本語でのプロンプト入力も可能になります。

基本料金月額990円からというリーズナブルな価格設定も魅力の1つです。

ConoHa AI Canvasは日本語で利用できる？

ConoHa AI Canvasは基本的に日本語で利用できます。

通常はStable DiffusionのUIは英語ですが、Stable Diffusionでは、簡単に日本語表示に変更できるのが特徴です。

また、プロンプト入力も一般的には英語で行いますが、Conoha AI canvasの拡張機能を使えば日本語入力が可能になります。

問い合わせやサポートも、日本語で行えます。

ConoHa AI Canvasの料金は？

引用元：https://www.conoha.jp/ai/canvas/pricing/

ConoHa AI Canvasは「基本料金＋WebUI利用料金」で構成されています。料金プランは、

エントリー、スタンダード、アドバンスの3つがあり、それぞれのストレージ容量とWebUIの無料利用時間が異なります。

料金は毎月1日から月末までの利用分をカウントし、1か月ごとに精算されます。月の途中での契約や解約に対する日割り計算は行われません。

ConoHa AI Canvasの機能

ConoHa AI Canvasの主な機能を紹介します。

Stable Diffusion

Stable Diffusioの機能が利用できます。プロンプトからの高品質の画像を生成できるだけでなく、既存の画像を元に新たな画像の生成も可能です。

Stable Diffusionを使ってみたかったけれど、なかなか自分で環境を整備できなかった人に適しています。

UIの日本語化

簡単にUIを日本語化できるのも特徴です。特に、英語が苦手な人からニーズの高い機能と言えます。上記の画像は、実際に日本語化を行ったものです。

拡張機能

任意の拡張機能をインストールできるのも特徴です。

動画生成や日本語プロンプト入力など、さらに多彩な機能を追加できます。

ConoHa AI Canvasの始め方

ConoHa AI Canvasの始め方について解説します。

1.公式サイトで「お申込み」ボタンを押す

ConoHa AI Canvasの公式サイトの「お申し込み」ボタンをクリックします。

2.メールアドレスとパスワードを入力

ConoHaアカウントを持っていない方は、メールアドレスとパスワードを入力し、次へをクリックします。

既にConoHaアカウントを持っている方は、「ConoHaアカウントをお持ちの方」をクリックし、メールアドレスとパスワードを入力してログインしましょう。

3.プランを選択する

エントリー、スタンダード、アドバンスの中から自分に合ったプランを選択し、「次へ」をクリックします。

4.お客様情報を入力

氏名、住所、電話番号など必要な情報を登録します。

SMS認証や電話番号認証が求められるので、対応しましょう。

5.支払方法を入力

クレジットカードあるいはConoHaチャージのいずれかを選択し、必要事項を入力します。

なお、クレジットカードの場合は、3Dセキュア2.0に対応していることが必要です。

申込内容に誤りがないことを確認して、画面下の「お申し込みを確定」をクリックすると、申し込みが確定します。

6.認証情報を設定する

WebUI起動時に必要となるユーザーネームとパスコードを決めましょう。

WebUIの起動中は料金が発生します。

プランごとに無料利用時間が異なり、無料利用時間を超えると1分につき6.6円の追加料金がかかります。

ConoHa AI Canvasの使い方

ConoHa AI Canvasの使い方について見ていきましょう。

1.WebUIを起動する

Stable Diffusionを利用するためには、まず、WebUIを立ち上げる必要があります。

ユーザーネームとパスワードを入力して、WebUIを開始しましょう。

2.Stable Diffusionを利用する

ConoHa AI Canvasでは、事前にモデルがインストールされているため、特別な設定をすることなくすぐに利用できます。プロンプトやネガティブプロンプトを入力し、「Generate」ボタンを押すだけで、簡単に画像を生成できます。

プロンプトやネガティブプロンプトは原則として英語で入力します。

拡張機能を利用すると日本語プロンプトの利用が可能になります。

プロンプトとネガティブプロンプトの違いは次の通りです。

プロンプト: 生成したい画像の特徴や要素を記述します。たとえば、「猫（Cat）」「青空の下で歩いている二人の女性（Two women walking under a blue sky）」など、希望するイメージを具体的に入力しましょう。

ネガティブプロンプト: 生成したくない要素や避けたい特徴を記述します。たとえば、「ぼやけた画像（Blurry image）」や「ノイズの多い背景（Noisy background）」など、避けたいイメージを指定します。

実際の使用例は次の通りです。

3.画像の品質調整

必要に応じて高度な設定を行いましょう。

txt2img（プロンプトから画像生成する）の他、画像から別の画像を生成するimg2imgなども利用できます。

Stable Diffusionの使い方については、こちらの記事を参考にしてください。

合わせて読みたい

「Stable Diffusion（ステイブル・ディフュージョン）」の使い方や料金を徹底解説！無料版はある？日本語での利用は？

UIの日本語設定方法

UIを日本語に変更する方法について解説します。

1.画面上部の「Settings」を選択

2.画面左の「User Interface」を選択

3.「Localization」の「ja-JP」を選択

4.「Apply settings」をクリックして設定を適用

5.「Reload UI」をクリックしWebUIを再起動

6.Username（ユーザーネーム）、Password（パスワード）を入力し、Loginをクリック

上記のように、日本語が表示されます。

モデルのアップロード方法

AI Canvasの画面の「ファイルマネージャーを開く」をクリック

detaのなかの「models」をダブルクリック

画像引用：ConoHa AI Canvas「ご利用ガイド」

「Stable Diffusion」をダブルクリック

画面右の一番上のアイコンをクリックし、CivitAIなどからDLしたmodelsのファイルをアップロードしましょう。

ConoHa AI Canvasで実際に生成した例

ConoHa AI Canvasで実際に生成した画像です。

モデルは、ConoHa AI Canvasに事前に入っているモデルを使用しています。

プロンプト

Two women walking together in a park, enjoying a sunny day. They are smiling and engaged in conversation, surrounded by trees and flowers. The women are casually dressed, one wearing a light summer dress and the other in jeans and a t-shirt. The scene is bright and cheerful, with sunlight filtering through the trees.

ネガティブプロンプト

blurry, deformed limbs, extra limbs, missing limbs, cropped, low quality, disfigured, bad anatomy, wrong anatomy, extra fingers, missing fingers, poorly drawn hands, poorly drawn feet, bad proportions, long body, too many fingers, too many toes, mutated hands, mutated feet, extra limbs, fused limbs, disjointed limbs, unnatural poses, distorted faces, dark shadows, underexposed, overexposed

英語プロンプトの生成はChatGPTなどを利用すると、簡単に生成できます。

実際に、こちらのプロンプトはChatGPT4oに「女性二人が公園を歩く画像をStable Diffusionで生成するためのプロンプトをポジティブとネガティブ、両方作ってください」と、指示して生成したものです。

ChatGPTは無料でも利用可能です。詳しくはこちらの記事をあわせてどうぞ。

合わせて読みたい

ChatGPTの無料版は使えない？有料版との違いや便利な機能について徹底解説！

生成できないコンテンツについて

過度に暴力的な表現、児童ポルノに当たる表現、露骨な性的表現、差別につながる表現、その他反社会的な内容を含み他人に不快感を与える表現を含むプロンプトの入力は禁じられています。

詳しくはConoHa AI Canvas利用規約でご確認ください。

ConoHa AI Canvasで生成したコンテンツの商用利用について

商用利用の可否は使用するCheckpoint(モデル)により異なります。

使用するCheckpoint(モデル)の利用規約等を確認したうえで、自己責任の上で商用利用が可能です。

ConoHa AI Canvasは安全？運営元は？

ConoHa AI CanvasはGMOインターネットグループが運営しています。

GMOインターネットグループは長年にわたり、インターネットインフラ、インターネット広告・メディア、インターネット金融、仮想通貨、インターネットゲームなど、幅広く展開している会社です。電子証明書発行や決済代行サービスなど、数多くの子会社を抱えているのも特徴です。

AIの活用にも積極的に取り組んでおり、「すべての人に安心・安全なインターネットを」という理念のもと、セキュリティ対策にも力を入れており、信頼できる運営元と言えます。

Q&A

Q.ConoHa AI Canvasはスマホで利用できる？

ConoHa AI Canvasはブラウザを通じて利用できるため、スマホからもアクセスできます。ただし、モデルやLoRAのアップロードを行う場合は、PCからの利用がスムーズです。利用する機能によっては、スマホだけでの活用は難しい場合があるので注意しましょう。

Q.日本語で利用できる？

はい。ConoHa AI Canvasは日本語で利用できます。

Q.無料トライアルはある？

いいえ。ConoHa AI Canvasに無料トライアルはありません。

Q.ConoHa AI Canvasで生成したものは商用利用できる？

ConoHa AI Canvasで生成したものの商用利用が可能です。ただし、著作権侵害などのリスクについては、ユーザー自身の確認が必要です。また、使用するモデルやLoRAによっては、商用利用に制限があるため、利用規約の確認をお勧めします。

まとめ

ConoHa AI Canvasは画像生成AIプラットフォームです。

高度な画像生成ツールとして人気の高いStable Diffusionを、専門知識がなくても手軽に利用できます。拡張機能が利用できるため、幅広い活用が可能です。

商用利用も可能となっており、幅広いシーンで活用できるツールです。

ConoHa AI Canvasで高品質な画像を作成してみましょう。

無料で簡単に画像生成をしてみたい方は、Ainova AIも試してみてください。画像生成にはStable Diffusionを使用しています。

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※本記事は、2024年9月時点の情報に基づいています。

サービス内容や料金は変更される可能性がありますので、詳細は公式サイトでご確認ください。