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モデルやLoRAがDLできる「Civitai」の使い方や料金を徹底解説!生成した画像の商用利用は可能?

tsukasa
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この記事では、AIモデル、LoRA、VAEなどを共有し、Stable Diffusionで活用できる画期的なプラットフォーム「Civitai」について紹介します。

Civitaiは、ユーザーがモデルを簡単に検索し、ダウンロードして自由に使用できるだけでなく、意見交換や新しいアイデアを共有できる活動的なコミュニティを有しています。

そこで、本記事では、これからCivitaiを活用していこうと考えている人に向けて、Civitaiの使い方、基本機能、会員登録方法、モデルのダウンロード手順など、Civitaiを効果的に活用するための方法を解説していきます。

また、当サイトではログイン不要・回数制限なし・完全無料の画像・イラスト生成AIツールを公開しています。

ログインやアプリのダウンロードも不要なので、ブラウザ上でサクッと画像・イラストAIを使ってみたいという人はぜひ試してみてください!

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Civitaiとは

Civitaiは、AIモデル、LoRA、VAEなど、多様なクリエイティブリソースを世界中のクリエイターが共有するプラットフォームです。

ユーザーは、これらのモデルを検索し、ダウンロードして、Stable Diffusionのようなツールで使用することが可能です。

また、気に入った画像があれば、その生成時に使用されたプロンプトも閲覧できます。

Civitaiは、単なるモデル共有サイトにとどまらず、活動的なコミュニティが存在します。

ユーザーは、モデルについての意見交換や新しいアイデア、技術の共有を行え、自分の作成したモデルへの評価やコメントを受け取ることも、他のユーザーのモデルにコメントを付けることもできます。

全ての機能が無料で使えるので、Stable Diffusionを活用する上でぜひ利用したいサイトの一つです

Civitaiは日本語で使える?

Civitaiのウェブサイトは全て英語で書かれており、日本語での利用はできません。

そのため、日本語で使用する際には、ブラウザアプリの翻訳機能を利用する必要があります。

Civitaiの料金

Civitaiは基本的に全機能が無料で使えます。

Civitaiの始め方

Civitaiは、会員登録なしでも利用可能ですが、登録するとさらに便利になります。

具体的には、ブックマーク機能の利用や、成人コンテンツの表示・非表示設定が可能になるため、登録をおすすめします。

ここでは、Civitaiの会員登録方法について解説します。

①アカウントの作成

まず、Civitalにアクセスして、画面右上の「Sign in」ボタンをクリックしてください。

すると、次の画面でどのアカウントでログインするかを求められます。

Emailアカウントでの登録も可能ですので、自分にとって便利なアカウントでサインインを進めましょう。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

自動的に生成された説明

Civitaiから「Sign in to Civitai」というタイトルのメールが届いていたら、以下のボタンをクリックしましょう。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト, アプリケーション

自動的に生成された説明

サインインすると、以下の画面が表示されるので、「Accept」ボタンをクリックして先に進むとアカウントの作成が完了します。

テキスト

自動的に生成された説明

②成人コンテンツ(NSFW画像)の非表示設定

無事サインインが完了したら、成人コンテンツの表示設定をしておくことをおすすめします。

画面右上の目に斜線の入ったようなアイコンをクリックしてください。

すると、以下のメニューが表示されるので「My Filters」をクリックして「Blur Mature Content」

をオンにします。

この設定をしておくと、成人コンテンツには以下のようにぼかしが入るようになります。

成人コンテンツそのものを表示させたくないという場合は、「Safe」を選ぶといいでしょう。

逆に成人コンテンツの表示をしたい場合は、以下のように「Blur Mature Content」をオフにしてください。

ここまでで、Civitaiを使用する準備が整いました。

Civitaiの使い方

では、さっそくCivitaiを使ってみましょう。

Civitaiのトップ画面上部には、いくつかのタブが表示されています。

ゲーム画面のスクリーンショット

中程度の精度で自動的に生成された説明

最もよく利用するタブは、左側にあるModelsタブでしょう。

Modelsタブは、AIモデルやLoRA・VAEを探し、ダウンロードするためのタブです。

コンピューターのスクリーンショット

自動的に生成された説明

探したいキーワードがある場合は画面上部の検索窓に直接入力するといいでしょう。

人気のあるモデルを探したい場合は、画面左側にあるコンボボックスから好きなカテゴリを選びます。

Images・Videos・Postsタブでは、世界中のユーザーが投稿した画像・動画を閲覧できます。

Articlesタブには、Stable Diffusionの使い方に関する記事が掲載されているので、興味のある方は翻訳機能などを活用してチェックしてみてはいかがでしょうか。

モデルのダウンロード方法&Stable Diffusionでの使い方

Civitaiでモデルを探したい場合は、Checkpointというモデル形式で検索します。

モデル画面右上にあるフィルターアイコンをクリックすると絞込検索ができるので、ここで「Checkpoint」にチェックをつけて検索しましょう。

表示された中から、気になるモデルをクリックすると、以下の画面が表示されます。

ここから直接「Create」ボタンをクリックして新しいモデルを作成することもできますが、その隣の下矢印アイコンをクリックしてモデルをダウンロードすることも可能です。

なお、モデルをCivitai上で実行することを許可されていないモデルの場合は、上記の「Create」ボタンが「Download」ボタンとなっています。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

自動的に生成された説明

また、ダウンロードできるファイル形式が複数ある場合は、「Model Safe Tensor」をおすすめします。

Safe Tensorとは、「.safetensors」という拡張子を持つファイルのことです。

従来使用されてきたckpt形式のファイルに比べ、Safe Tensor形式のファイルは安全性が高く、画像生成速度も相対的に速い点がメリットとして挙げられます。

モデルをダウンロードする前には、そのモデルがどのようなライセンスなのかを確認する必要があります。

ライセンスは、モデル画面右下をスクロールしたところにある、カートアイコンをクリックすると確認できます。

サイトを日本語翻訳してみてください。

すると、モデルの権限がどのように設定されているかが確認できます。

テキスト

自動的に生成された説明

このモデルの場合は、モデルを使用して生成した画像の販売や、Civitai上での実行が許可されています。

一方で、作成者のクレジットを表示せずにモデルを使用することはできず、モデルそのものやモデルのマージを販売することはできません。

自分がどのような用途でモデルを使用したいのかを明確にして、設定されたライセンスに問題がないかどうかを必ず確認してから使用しましょう。

ダウンロードしたファイルは、Stable Diffusionで使用します。

ローカルマシンにStable Diffusionをインストールした場合は、「stable-diffusion-webuiインストールフォルダ\models\Stable-diffusion」にダウンロードしたファイルを保存します。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, テキスト, アプリケーション, メール

自動的に生成された説明

ローカルマシンではStable Diffusionが動作しない場合は、Google Colabを使用してクラウドのGPUを使用する、という方法もあります。

Google Colab上でStable Diffusionを使用する場合は、「/content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion」にダウンロードファイルをコピーします。

ただし、モデルファイルはファイルサイズが大きいため、ローカルマシンにダウンロードして、Google Colabにアップロードすると、使用しているインターネット回線によっては非常に時間がかかります。

Google Colabを使用する場合は、wgetコマンドを使用して、ローカルマシンを経由せずにモデルファイルを取得するいいでしょう。

以下は、Google Colab上でBeautiful Realistic Asiansというモデルをコピーするwgetコマンドです。

#Beautiful Realistic Asians

!wget https://civitai.com/api/download/models/177164 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/Beautiful-Realistic-Asians.safetensors

Stable Diffusionへの導入が成功すると、画面左上のコンボボックスで、導入したモデルを選択できるようになります。

後は、プロンプトを入力して画像を生成するだけです。

試しに、画面左上の入力領域に適当な文章を入力して、画像を生成しましょう

入力が完了したら、画面右上の「Ganarate」ボタンをクリックするだけで、以下のように生成した画像が表示されます。

スクリーンショットの画面

自動的に生成された説明

プロンプトの入力領域は2か所あります。

上の入力領域が通常のプロンプト用で、下の入力領域がネガティブプロンプト用です。

ネガティブプロンプトの入力領域には、自動生成するうえで避けたい内容を記述します。

ネガティブプロンプトは、生成画像に使用されているものを参考に入力するといいでしょう。

試しに、ネガティブプロンプトを入力して再生成しました。

最初に生成した画像よりも、生成した画像のクオリティが高くなっていることがわかります。

次に、モデルに対して追加学習ファイルLoRAを導入してみましょう。

LoRAのダウンロード方法&Stable Diffusionでの使い方

LoRAファイル(追加学習ファイル)とは、モデル本体(checkpoint)ファイルに対して追加学習したファイルです。

1つのモデルに対して、例えば背景用のLoRAを追加したり、衣装用のLoRAを追加したりして、さらに自分の望む方向へ画像生成を進めることができます。

CivitaiでLoRAを探す場合は、Modelsタブを選択して、フィルターで以下のように「LoRA」と「LyCORIS」を選択してください。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション, Teams

自動的に生成された説明

気になるLoRAを見つけたら、モデルファイルと同様に、Stable Diffusionの環境に導入してしようします。

以下のように、modelsフォルダの下に「Lora」フォルダがあるので、そのフォルダに必要なLoRAファイルをコピーしてください。

テキスト が含まれている画像

自動的に生成された説明

以下は、Google Colab上のStable DiffusionでAsia girl in uniformというLoRAをコピーするコマンドです。

#Asia girl in uniform

!wget https://civitai.com/api/download/models/27751 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Lora/GuoFeng2_Lora.safetensors

LoRAを適用するには、Stable Diffusion画面中ほどにある「LoRA」タブを選択して、導入したいLoRAをクリックします。

すると、プロンプトにLoRAを適用する記述が追加されるので、そのまま画像生成を実行しましょう。

Generationタブをクリックすると、生成結果が表示されます。

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

自動的に生成された説明

プロンプトの確認方法&Stable Diffusionでの使い方

最初は、プロンプトの入力内容がよくわからずに悩むこともあるでしょう。

そのような場合は、導入したモデルのページに表示されている画像のプロンプトを真似て入力してみるのがおすすめです。

画像生成時のプロンプトを確認できる画像は、右下に「i」アイコンが表示されています。

ポーズをとる女性たち

自動的に生成された説明

Iアイコンをクリックすると、以下のようにプロンプトが表示されます。

モニター画面に映る文字

自動的に生成された説明

プロンプトとネガティブプロンプトの両方を、Stable Diffusionの画面に、以下のように貼り付けましょう。

後は、Generateボタンをクリックして、自動生成を実行してください。

スクリーンショットの画面

自動的に生成された説明

おすすめのモデル

Civitaiには様々なモデルがありますが、ここでは特におすすめのモデルをいくつかご紹介します。

これらのモデルは、生成された画像の販売を許可しています。

ただし、他の権利に関しては、使用前に個別に確認し、問題がない範囲でご利用ください。

実写系のおすすめモデル

Beautiful Realistic Asians(BRA)

実写系で日本人女性を生成したい場合におすすめのモデルです。

自然な感じの画像を生成してくれるので、初めて画像生成に挑戦するのに適しています。

Stable Diffusionにモデルファイルを適用する場合のコマンド

!wget https://civitai.com/api/download/models/177164 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/Beautiful-Realistic-Asians.safetensors

【本モデルの権限】

生成した画像の商用利用は可能ですが、以下は禁止されています。

・お金を払って画像を生成するサービスを実行する

・Civitaiで実行

・このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合する

majicMIX realistic 麦橘写实

こちらも、きれいな日本人女性の画像を自動生成できるモデルです。

アップされている画像のプロンプトを参考にして、あれこれ試してみても、かなりクオリティの高い画像が生成できます。

Stable Diffusionにモデルファイルを適用する場合のコマンド

!wget https://civitai.com/api/download/models/176425 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/majicMIX-realistic.safetensors

【本モデルの権限】

生成した画像の商用利用は可能ですが、以下は禁止されています。

・お金を払って画像を生成するサービスを実行する

・Civitaiで実行

・このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合する

yayoi_mix

目元の印象的な日本人女性の画像が生成できるモデルです。

ここまでご紹介した3つのモデルで、クオリティの高い日本人女性の画像生成は十分可能になります。

Stable Diffusionにモデルファイルを適用する場合のコマンド

!wget https://civitai.com/api/download/models/178711 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/yayoiMix_v25.safetensors

【本モデルの権限】

「CreativeML Open RAIL-M」に設定されています。

「CreativeML Open RAIL-M」では、生成された画像は基本的に自由に使用できるため、商用利用も可能です。

ただし、違法な使用や有害な使い方は禁止している点にはご留意ください。

Juggernaut XL

グラフィカル ユーザー インターフェイス, Web サイト

自動的に生成された説明

実写系の人物表現が得意なモデルです。

プロンプトを工夫することで、日本人もうまく生成することができます。

Stable Diffusionにモデルファイルを適用する場合のコマンド

!wget https://civitai.com/api/download/models/288982 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/juggernautXL_v8Rundiffusion.safetensors

【本モデルの権限】

生成した画像の商用利用は可能ですが、以下は禁止されています。

・作成者のクレジットを表示せずにモデルを使用する

・このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合する

Crystal Clear XL

実写系だけでなく、3Dグラフィックス、アニメなどさまざまな方面で高品質な画像を生成できるモデルです。

アート系の画像を生成したい場合には特にいいのではないでしょうか。

Stable Diffusionにモデルファイルを適用する場合のコマンド

!wget https://civitai.com/api/download/models/133832 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/crystalClearXL_ccxl.safetensors

【本モデルの権限】

生成した画像の商用利用は可能ですが、以下は禁止されています。

・作成者のクレジットを表示せずにモデルを使用する

・このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合する

・マージを共有するときに異なる権限を与える

アニメ系のおすすめモデル

MeinaMix

アニメ系の画像生成に初めて挑戦する場合におすすめの2Dモデルです。

シンプルなプロンプトで、かわいいアニメ系人物を生成できます。

Stable Diffusionにモデルファイルを適用する場合のコマンド

!wget https://civitai.com/api/download/models/119057 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/meinamix_meinaV11.safetensors

【本モデルの権限】

生成した画像の商用利用は可能ですが、以下は禁止されています。

・作成者のクレジットを表示せずにモデルを使用する

・お金を払って画像を生成するサービスを実行する

・このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合する

Yuzu

コンピューターのスクリーンショット

自動的に生成された説明

ちょっとリアルな2.5D系のアニメが生成できるモデルです。

ほとんどの権限が許可されている点も使いやすいのではないでしょうか。

Stable Diffusionにモデルファイルを適用する場合のコマンド

!wget https://civitai.com/api/download/models/114059 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/yuzu_v11.safetensors

【本モデルの権限】

生成した画像の商用利用は可能ですが、以下は禁止されています。

・このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合する

HimawariMix

背景の描き込みが美しく、かわいらしいアニメ調のイラストが生成できるモデルです。

かわいらしさを追求したいときにおすすめします。

Stable Diffusionにモデルファイルを適用する場合のコマンド

!wget https://civitai.com/api/download/models/266507 -O /content/stable-diffusion-webui/models/himawarimix_v100.safetensors

【本モデルの権限】

生成した画像の商用利用は可能ですが、以下は禁止されています。

・お金を払って画像を生成するサービスを実行する

・Civitaiで実行する

・このモデルを販売するか、このモデルを使用して結合する

・マージを共有するときに異なる権限を与える

Civitaiでダウンロードしたモデルの導入方法

Google ColabでStable Diffusionを使用し、おすすめのモデルを導入するための手順は次の通りです。

まず、以下のコマンドをコピー&ペーストして環境をセットアップします。

1!pip install -q torch==2.0.0+cu118 torchvision==0.15.1+cu118 torchaudio==2.0.1+cu118 torchtext==0.15.1 torchdata==0.6.0 --extra-index-url https://download.pytorch.org/whl/cu118 -U
2!pip install -q xformers==0.0.19 triton==2.0.0 -U
3!git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
4%cd /content/stable-diffusion-webui

次に、導入したいモデルに応じたコマンドを挿入します。

例として、「Beautiful Realistic Asians」と「majicMIX realistic 麦橘写実」の2つのモデルを導入する場合、以下のコマンドを使用します。

1# Beautiful Realistic Asians
2!wget https://civitai.com/api/download/models/177164 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/Beautiful-Realistic-Asians.safetensors
3
4# majicMIX realistic 麦橘写実
5!wget https://civitai.com/api/download/models/176425 -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/majicMIX-realistic.safetensors

最後に、Stable Diffusion Web UIを起動するために次のコマンドを実行します。

1!python launch.py --share --xformers --enable-insecure-extension-access

モデルの数が増えるほど、Web UIの起動時間は長くなるため、最初は1つのモデルから始めてみることをおすすめします。

Civitaiのライセンス(商用利用)について

Civitaiで提供されているモデルには、それぞれ異なるライセンスが設定されています。

これらのライセンスには、画像の販売や商用利用を許可するものもあれば、使用に特定の条件が設けられているものもあります。

そのため、モデルをダウンロードする際は、ライセンス内容をしっかりと確認し、定められた使用条件に従うことが重要です。

たとえば、「Beautiful Realistic Asians」や「majicMIX realistic 麦橘写実」といったモデルは、生成した画像の商用利用は許可されていますが、モデル自体の販売や有料の画像生成サービスの提供は禁じられています。

また、「CreativeML Open RAIL-M」ライセンスのモデルは基本的に自由に使用できますが、違法な使用や有害な使い方は禁止されています。

このように、モデルを使用する際は、自分の利用目的がライセンスに反していないかをよく確認し、問題がないことを確かめた上で使用しましょう。

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CivitaiとHugging Faceの違い

Civitaiは、ユーザーがカスタムモデルを共有し、技術を交換することに特化したAI画像生成プラットフォームで、多様な画像生成モデルが探索可能です。

一方、Hugging Faceは自然言語処理(NLP)に焦点を当てたプラットフォームで、高性能なNLPモデルとデータセットを提供し、言語処理と理解のためのツールを提供しています。

そのため、Civitaiは画像生成に、Hugging Faceは言語処理に特化しているという点で、それぞれが異なるニーズに対応しています。

Q&A

Q.Civitaiはスマホで利用できる?

Civitaiのスマホアプリはありませんが、ブラウザアプリでアクセスすることでスマホでもPC版と変わらずに利用することが可能です。

Q.日本語で利用できる?

Civitaiは日本語に対応しておりません。

Q.無料で利用できる?

Civitaiは全機能を無料で利用できます。

Q.Civitaiで提供されているモデルで生成した画像は商用利用できる?

Civitaiで提供されているモデルには、それぞれ異なるライセンスが設定されています。

これらのライセンスには、画像の販売や商用利用を許可するものもあれば、使用に特定の条件が設けられているものもあります。

そのため、モデルをダウンロードする際は、ライセンス内容をしっかりと確認し、定められた使用条件に従うことが重要です。

まとめ

この記事では、AI画像生成プラットフォーム「Civitai」の使い方や料金体系について詳しくご紹介しました。

Civitaiは、AIモデル、LoRA、VAEといった多様なクリエイティブリソースを提供しており、ユーザーはこれらを自由に検索し、ダウンロードしてStable Diffusionなどのツールで使用することができます。

プラットフォーム自体は英語で提供されていますが、ブラウザの翻訳機能を活用すれば日本語での利用も可能です。

また、Civitaiの全機能は無料で提供されているので、AI画像生成に興味がある方は、ぜひCivitaiを試してみてください。

また、当サイトではログイン不要・回数制限なし・完全無料の画像・イラスト生成AIツールを公開しています。

ログインやアプリのダウンロードも不要なので、ブラウザ上でサクッと画像・イラストAIを使ってみたいという人はぜひ試してみてください!

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