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画像生成AI「SeaArt(シーアート)」の使い方や料金を徹底解説!無料版はある?日本語での利用は?

tsukasa
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「Stable Diffusion」が2022年に登場して以来、画像生成AI技術は大きく注目され、市場には様々なツールが導入されました。

その一方で、これらのツールは高い自由度の画像生成と豊富な機能を提供していますが、利用するためにある程度のプログラミング知識が必要なものもあり、設定も複雑で初心者には手が出しにくい面がありました。

そうした中で、「SeaArt(シーアート)」はStable Diffusionに劣らない高度な設定と高品質な画像生成を実現しつつ、初心者にも使いやすいということで注目を集めています。

さらに、日本語のプロンプトにも対応し、無料プランも提供しているため、これまで興味はあるもののハードルの高さに躊躇していた方々にもおすすめです。

そこで、この記事ではSeaArtをこれから始めてみようかなと考えている人向けに、SeaArtの使い方から料金プラン、特徴的な機能までを徹底的に解説していきます!

また、当サイトではログイン不要・回数制限なし・完全無料の画像・イラスト生成AIツールを公開しています。

ログインやアプリのダウンロードも不要なので、ブラウザ上でサクッと画像・イラストAIを使ってみたいという人はぜひ試してみてください!

目次
  1. SeaArtとは
  2. SeaArtは日本語で使える?
  3. SeaArtの料金
  4. SeaArtの機能
  5. SeaArtの始め方
  6. SeaArtの使い方
  7. SeaArtで理想の画像を生成するコツ
  8. SeaArtで利用できるおすすめのモデル
  9. SeaArtで利用できるおすすめのLoRA
  10. SeaArtで生成できない画像について
  11. SeaArtで生成した画像の商用利用について
  12. SeaArtの安全性や危険性は?運営元はどこ?
  13. Q&A
  14. まとめ
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SeaArtとは

「SeaArt(シーアート)」は、オンラインで利用可能な画像生成AIツールであり、その簡単な操作性と高品質な画像生成能力により注目を集めています。

ユーザーは、単純なキーワード入力や既存の画像を使用して、求めるイメージに合った画像を作り出すことができます。

このツールでは、「コントロールネット」を使って画像の色や明るさなどを調整したり、「img2img」で既存の画像を別のスタイルに変換したりすることが可能です。

また、「AI補完」機能で画像の外枠をAIが自動生成し、「アップスケール」機能で画像の解像度を向上させることもできます。

これらの多様な機能を駆使することで、ユーザーは自分のニーズに合わせて画像を生成し、細かく調整することができます。

さらに、無料プランも提供されており、課金をしなくても1日に30枚から50枚の画像を生成することが可能で、これが人気の一因となっています。

SeaArtは日本語で使える?

SeaArtでは日本語でプロンプトを入力できます。

公式サイトも日本語表示が可能で、Discordにも日本語チャンネルが設置されています。

ただし、カスタマーサポートは中国語か英語での対応となります。

SeaArtの料金

Free初級スタンダードプロマスター
月額$0$2.99/月$9.99/月$29.99/月$49.99/月
スタミナ/日2003007002,1003,500
最大画像生成数 6000枚9,000枚21,000枚63,000枚105,000枚
無限キュー××

SeaArtは基本的に無料で利用可能ですが、多数の画像を生成する場合や特定の機能、追加オプションの使用には料金が必要です。

プランの違いは使用するスタミナの量、生成できる画像の最大数、無限キューの有無によって決まります。

スタミナは画像生成に必要なポイントで、多くのスタミナを持つプランではより多くの画像が生成可能です。

一般的な画像生成には1スタミナ、高画質画像には2スタミナ、超高画質画像には4スタミナが必要です。

無限キューがあるプランでは追加料金なしで画像を無制限に生成できます。

SeaArtの機能

SeaArtの主な機能は、画像生成ですが、この画像生成には、いくつかの方法や便利な機能があるので、それぞれの機能について紹介します!

創作 (テキストから画像を生成)

テキストを使って画像を生成するのが、SeaArtの基本的な機能です。

「創作」機能では、画像を説明するテキスト(プロンプト)を入力し、紙飛行機アイコンをクリックして送信するだけで高品質の画像が生成されます。

例えば「巻き毛のポニーテールの女の子」と入力して画像を生成します。テキストを具体的にすることで、理想に近い画像が得られます。

Img2Img (画像から新たな画像を生成)

Img2Imgは、用意された画像を基にして新しい画像を生成する機能です。

まずメニューから「Img2Img」を選択し、画像をアップロードします。

そして、アップロードした画像に関するプロンプトを入力することで、カスタマイズされた画像が生成されます。

例えば、元の画像が黒髪のポニーテールの女性であれば、「金髪」というプロンプトを入力してImg2Imgを使うと、基本の画像に基づいた金髪の女性の画像が作成されます。

コントロールネット (画像に微修正を加える)

コントロールネットは、ポーズの再現や色の塗り直しなど、画像に微修正を加える機能です。

画像に微修正を加えるだけでなく、低画質の画像を高画質に変えることも可能です。

使い方はメニューから「コントロールネット」を選び、画像をアップロードします。

その後、タイプ(例:canny)を選んで方向性を設定し、プロンプトでカスタマイズすることで、そのタイプに沿った方向性で画像が再生成されます。

動画作成

SeaArtでは画像生成だけでなく、画像を元にした動画の生成も可能です。

生成した画像をクリックすると、「動画作成」オプションが表示されます。

そこから「Motion LoRA」で動きを選び、「創作」をクリックすると動画が生成されます。

AI補完(画像の背景を自動で拡張)

AI補完は、AIが自動で画像の背景などを拡張する機能です。

使用方法は簡単で、左側のメニューから「AI補完」を選び、画像をアップロードし,画像の外枠を広げるだけです。

例えば、アップロードされた画像の外枠を拡げると、背景が自然に拡張された画像が生成されます。

フェイススワップ(別の顔に入れ替えて生成)

フェイススワップは、アップロードした画像を元に顔を入れ替えて、画像を再生成する機能です。

元となる画像と入れ替える顔をアップロードして「創作」をクリックすると、顔が入れ替わった画像が生成されます。

アップスケール (画像の解像度を上げて再生成)

アップスケールは、画像の解像度を保ちながら拡大する機能です。

この機能には、シンプルな「アップスケール」と、AIが加筆・修正を行う「創意アップスケール」の2種類があります。

通常のアップスケールでは画像がそのまま拡大されますが、創意アップスケールでは拡大時にAIによる加筆や修正が行われます。

アップスケーラーにはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。例えば、4x-UltraSharpは高解像度化と鮮明さの向上に特化しており、Lanczosは自然な質感を保持します。

アップスケーラー特徴
4x-UltraSharp高解像度化と鮮明さの向上に特化
Lanczos自然な質感保持
Nearest速度は速いが画質は低い
R-ESRGAN 4x+リアルなテクスチャ強化
R-ESRGAN 4x+ Anime6Bアニメ・イラスト向け
8x_NMKD-Superscale_150000_G高度なディープラーニングで正確
4x_Valar_v1高い汎用性、バランス重視

使用するアップスケーラーによって生成される画像の結果に差が出るため、目的に合わせて選択することをおすすめします。

画像情報 (アップロードした画像のプロンプトを生成)

「画像情報」機能は、画像からプロンプトを生成する機能です。

自分で生成した画像やインターネットで見つけた画像も、AIが分析してプロンプトを示してくれます。

そのため、この機能を使えば、参考になる画像からプロンプトを抽出し、望む画像を作りやすくなります。

プレビュー(画像生成するための構図を表示)

「プレビュー」はアップロードした画像から、輪郭などの線を抽出し、AIが認識しやすい画像を生成する機能です。

この生成された画像を利用することで、コントロールネットなどで画像のカスタマイズが進めやすくなります。

プロンプト提示 (プロンプトの自動生成)

「プロンプト提示」は、プロンプトの単語を視覚的に表示し、ON/OFFや順番変更を可能にする機能です。

品質やスタイルなど5つの要素を選択し、画像生成のカスタマイズが手軽に行えます

AIメイクアップ

「AIメイクアップ機能」とは、AI技術を用いて写真に写る人物の顔に、まるで本物のメイクを施しているように見せる機能です。

この機能を使うと、すっぴんの状態でも、インスタグラムなどで映える美しい自撮り写真を手軽に作成できます。

さらに、この機能には様々なメイクのスタイルが用意されており、ネコのようなかわいらしいメイクやアイドル風のメイクなど、多彩なテイストのメイクを試すことが可能です。

AIフェイススワップ(ディープフェイク作成)

「AIフェイススワップ」とは、AI技術を使用して写真や動画の中の人物の顔を他の顔に置き換える機能です。

SeaArtのフェイススワップ機能は、動画の中の顔も自然に変更できることが特徴です。

この技術を利用して、いわゆるディープフェイクのような映像や画像を作成することもできます。

ただし、このような技術の悪用はもちろん厳禁であり、倫理的な観点からも適切な使用が求められます。

AI写真

「AI写真」は、テンプレートや自分でアップロードした写真に人物画像を自然に合成して新たな写真を生成する機能です。

合成元となる画像はテンプレートとしていくつか準備されているので、入れ替えたい顔の画像をアップロードするだけで画像の生成が可能です。

AIフィルター

「AIフィルター」は、人物画像に様々なエフェクトを加える機能です。

この機能を利用することで、個人のプロフィール写真、SNSの投稿、特別なイベントやギフト用の写真など、幅広いシーンで利用することができます。

利用方法は非常に簡単で、画像をアップロードし、アニメ、スケッチ、アートなどのタイプから好みのフィルターを選択すると、AIによるエフェクトが生成されます。

例えば、プロフィール写真にアニメスタイルのフィルターをかけたり、記念日の写真にアート風のエフェクトを加えたりすることができ、個性的で印象的な画像を簡単に作成できます。

HD修復

「HD修復」とは、AI技術を利用して画像の品質を高める機能です。

この機能では、AIが自動的に画像のノイズやぼやけを取り除き、色彩や明るさを調整して解像度を上げます。

これにより、古い写真や低画質の写真など元々の画像がクリアでない画像の解像度を上げることが可能です。

下絵仕上げ

「下絵仕上げ機能」はAI技術を使って、簡単なスケッチや下絵を完成されたイラストに変える機能です

線画やスケッチなど初期のアートワークに対し、AIが自動で色を塗ったり、陰影を加えたり、細部を精密化したりして、絵を完成させてくれます。

この機能により、絵を描くのが苦手な人でも、基本的なスケッチから理想の画像を簡単に作成できるようになります。

背景除去

「背景除去」とは、AI技術を使って写真や画像から背景を自動で取り除く機能です。

この機能を使うと、写真のメインとなる被写体だけを残し、背景を透明にすることが可能です。

これにより、写真の中の被写体を際立たせたり、異なる背景と組み合わせたりする作業が手軽に行えるようになります。

SeaArtの始め方

1.公式サイトへアクセス

まずはSeaArtの公式サイトへアクセスして、トップページの右上の「ログイン」をクリックします。

2.アカウント作成

SeaArtを使用するにはアカウントの作成が必要です。

そのため、まだアカウントをお持ちでない場合は、新規にアカウントを作成する必要があります。

アカウントの作成が完了したら、画像生成の準備は完了です。

SeaArtの使い方

次に、SeaArtの基本的な使い方について解説します。

1. 日本語設定

まず、日本語で画像を生成するために言語設定をしましょう。

ホーム画面右上のアカウントアイコンをクリックし、「設定」から「創作設定」へ進み、「言語」で「日本語」を選択します。

最後に「セーブ」ボタンを押します。

2. モードの選択(創作モード/Studioモード)

ここからは、SeaArtでの実際の画像生成方法を説明します。

SeaArtには「イージーモード(Easy mode)」と「創作」の2つの画像生成モードがあ流ので、自分のレベルや生成したい画像に合わせて、モードを選択してください。

イージーモードは初心者でも簡単に画像を生成できるモードで、創作モードはより多くの設定を行うことができ、理想の画像を作りやすくなっています。

3. モデルの選択

次に、画像生成に使用するモデルの選択方法を説明します。

モデルは画像のスタイルに大きく影響を与えるため、選択はとても重要です。

例えば、リアルな日本人女性の画像を作りたい場合は「Beautiful Realistic Asians(BRA)」モデルを使用し、二次元画像を生成したい場合は「MeinaUnreal」モデルを選ぶと良いでしょう。

おすすめのモデルについてはページの下部で紹介しています。

4. LoRAの追加

LoRA(Low-Rank-Adaptation)は、基盤となるモデルに追加学習をさせる手法です。

必須ではないものの、理想的な画像を生成する上で効果的です。

5. SeaArtモードの設定

機能説明
デフォルト初期設定
オートモード自動でモデル/LoRAやパラメーターを選択
SeaArt 2.0デフォルトより高品質な画像生成
SeaArt 2.1プロンプト理解能力が向上※SeaArt 2.0比

SeaArtモードで画像生成のプロセスを調整します。

「VIP」と表示されているモードは有料版ユーザーのみが使用できます。

高品質の画像を生成したい場合には、SeaArt 2.0かSeaArt 2.1を、モデルやLoRAを自動で選択して欲しい人はオートモードがおすすめです

6. 基本設定

基本設定では、生成する画像の枚数や画質、アスペクト比(画像サイズ)を設定します。

一度に1枚から4枚の画像を生成することができますが、画像数が多いほどスタミナを多く消費するため、プロンプトの調整時には1枚や2枚に設定するなどの調整が推奨されます。

7. 高級設定

高級設定では、作品に対する特別な要件や細かい調整が可能です。

ここでは、生成する画像から除外したい要素を指定するネガティブプロンプトや、生成画像の色表現を調整するためのVAE(変分オートエンコーダ)、画像生成アルゴリズムの選択に使われるサンプリング法などが設定できます。

また、サンプリングステップは多いほど時間がかかる反面、少ないと画質が低下する点に注意が必要です。

用語説明
ネガティブプロンプト生成する画像から除外したい要素を指定
VAE (変分オートエンコーダ)生成画像の色表現調整に使用
サンプリング法画像生成のためのアルゴリズム
サンプリングステップ多いほど時間がかかり、少ないと品質低下
CFGスケールプロンプトと生成画像の一致度調整※推奨値は3-15
シード同じ値で同じ画像生成※デフォルトは-1(ランダム)
Clip Skipプロンプトの影響を軽減※推奨値は2

SeaArtで理想の画像を生成するコツ

理想の画像を作るためには、画像生成する際のテキスト指示、つまりプロンプトが非常に重要です。

ここでは、理想の画像を生成するためのプロンプトの基本や応用テクニック、コツについて解説します。

1. 具体的なプロンプトにする

プロンプトは具体的なシーンや色彩、光の使い方、スタイルなどを含めることで、期待に沿った画像を生成しやすくなります。

例えば、「未来都市」ではなく、「高層ビルが立ち並ぶ未来都市、夜景、ネオンライト、空には飛行車、サイバーパンク風」と具体化するとより期待に近い画像が得られます。

2. パワーワードを活用する

カテゴリパワーワード効果
画像の仕上がりUnreal Engine, Octane Render高品質3D世界、リアリズム
Realistic, Photorealism写実的で写真のようなリアリズム
16k, 4k, Cinematic高解像度や映画的な雰囲気
コンセプトアート風artgerm, trending on artstation人気アートスタイルのトレンド
art print, character conceptアート/キャラクターコンセプト
人物系portrait, full body顔のポートレートや全身像
~hair, ~skin髪のスタイルや色、肌の色指定
アニメ・可愛い系kawaii, anime, Cuteかわいい、アニメ風、キュートなスタイル
調整ワードhyper quality, highly detailed高品質、細部まで詳細な描写

パワーワードは、特定の視覚的効果やスタイルを引き出すキーワードです。

これらを使うことで、理想の画像に近づけます。

複雑にしすぎると予期しない結果になることもあるため、慎重に使用する必要があります。

SeaArtで利用できるおすすめのモデル

SeaArtで利用できるおすすめのモデルを、生成する画像のカテゴリーごとに紹介します。

モデルは画像のスタイルに大きな影響を与えるため、選択は重要です。

リアルな人物画像の生成に適したモデル

リアルな画像生成を追求するなら、以下の2つのモデルが最適です。

なお、2023年12月時点で「Beautiful Realistic Asians」はデフォルト設定されています。

Beautiful Realistic Asians(BRA)

Beautiful Realistic Asians (BRA)は、アジア系女性のリアルな描写に特化したAIモデルです。

自然な肌の質感や顔の表情などをリアルに再現することで、特にアジア系の人物画像生成に適しているため、リアリズムを重視するユーザーにとって非常に有用なモデルと言えます。

majicMIX realistic

majicMIX realisticも、リアルなアジア系女性の画像を生成するのに特化したAIモデルです。

透明感のある肌や鮮明な瞳、髪のコントラストを美しく表現し、リアルな質感を再現します。

アニメのような画像生成に適したモデル

アニメや漫画キャラクターの画像生成に最適なモデルもあります。

MeinaUnreal

MeinaUnrealは、テキストから2.5Dのアニメアートを生成するAIモデルです。

このモデルは、アニメの美学を深く理解し、テキストの説明をリアルで高品質なアニメイラストレーションに変換する能力があります。

MeinaUnrealは、伝統的な2D要素と3Dの深みを融合させたアートワークを生み出し、アニメ愛好家やプロのアニメーターにとって有用なモデルです

YesMix

YesMixは、アニメスタイルの画像生成に特化したAIモデルです。

リアリズムとアニメ効果をバランス良く組み合わせ、特に女性キャラクターの自然な美しさを強調することに焦点を当てています。

このモデルは、テキストの説明をもとにリアルで魅力的なアニメイラストを生成する能力を持っており、幅広い用途に適しています

写真のような風景画像生成に適したモデル

風景描写にもSeaArtは利用できます。

Cheese Daddy’s Landscapes mix

Cheese Daddy’s Landscapes mixは、自然風景をリアルに描写するAIモデルです。

このモデルは、山や海、森などの自然景観を美しく表現し、リアリズムとファンタジーのバランスを取りながら幻想的な風景も生成できます。

Experience

Experienceは、幅広いジャンルのリアルな画像を生成するAIモデルです。

特にサイバーパンク、風景、キャラクターの生成に優れ、写真リアリズム的な3Dレンダリングや人間の解剖学、コンセプトアートなどの表現が可能です。

SeaArtで利用できるおすすめのLoRA

LoRAは、既存のモデルに追加学習を施す手法で、理想の画像を生成するためには、モデル選択と同様にLoRAの選択も非常に重要です。

そこで、ここではSeaArtで特におすすめのLoRAについて詳しく解説していきます

日本人の人物画像に最適化されたLoRA

LoRAには、日本人の人物画像に特化したものが含まれています。

これらのモデルと組み合わせることで、よりリアルな画像生成を追求することができます。

JapaneseDollLikeness 

JapaneseDollLikenessは、リアルな日本人女性の描写に特化したLoRAモデルです。

このモデルは顔の多様性と写真のようなリアリズムを追求しており、特に顔の表現の幅が広がったことが特徴です。

JP IDOL

JP IDOLは、日本の女優やアイドルをミックスしたLoRAモデルです。

アイドルのようなリアルな日本人女性の顔を生成したい時におすすめです。

非現実感を高めるのに最適化されたLoRA

幻想的な人物やシーンを生成するために最適なLoRAを紹介します。

Moonriver

Moonriverは、特に月光下の川や水面に映る光を美しく生成するLoRAモデルです。

生成された画像にボートやその他の風景のような驚きを加えることを試みています

Cyberskull Armour

Cyberskull Armourは、特にサイバーパンク風の装甲や服飾デザインの生成に特化しています。

特に「CyberskullAI」というトリガーワードを使用することで、サイバーパンクスタイルの装甲やアーマーを表現する画像を生成することができます。

使用する際は0.75程度の設定が推奨されています。

芸術性を高めるのに最適化されたLoRA

油絵や水彩画やスケッチ風など様々なLoRAがあります。

ピクセルアートを学習したものもあり、芸術分野は幅広いラインナップになっています。

Retro Game

このモデルは、特に1980年代から1990年代のビデオゲーム風のアートスタイルに特化しており、その時代のゲームの雰囲気を再現する画像を生成します。

ピクセルアートとレトロなゲームのデザインに興味があるユーザーにとって、Retro Gameは魅力的な選択肢となるでしょう

優子鈴

優子鈴(ゆこりんは、透明水彩アニメキャラクターの生成に特化したLoRAモデルです。

透明感のある水彩画スタイルで、特にアニメスタイルのキャラクターを生成する際に適しています

SeaArtで生成できない画像について

生成できない画像にはいくつかの種類があります。

著名人、固有のメーカー品、著作物などの画像生成は著作権や肖像権の保護、プライバシー配慮のためにできません。

また、画像の品質や解像度には基本設定による制限があり、アスペクト比にもオプション制限が存在します。

さらに、「NSFW(職場での観覧不適切)」ラベルが付けられた画像は、アダルトコンテンツなどを指し、2023年12月からは表示・非表示を選択できるようになりました。

生成画像横の目のアイコンをクリックしてオン/オフを操作します。

SeaArtで生成した画像の商用利用について

下記はSeaArt公式の見解です。

生成した画像の商用利用について

Q5: SeaArtで作成した自分の画像や、SeaArtの他のユーザーの作品を商業目的で使用することはできますか?)

A.公式には商用利用は禁止されていませんが、それに伴うリスクは利用者自身が負う必要があります。

参照:FAQ (Frequently Asked Questions) : r/SeaArt_Ai

つまり、SeaArtで生成された画像の商用利用は可能ですが、生成された画像に著作権の侵害があった場合には、利用者自身がそれに伴うリスクを負う必要があります。

特に、使用されたデータセットには著作権侵害の可能性があるため、人気マンガやアニメのキャラクターが含まれる場合、著作権問題が発生する可能性があります。

そのため、個人的なファンアートとしては問題ないかもしれませんが、商品として販売する際は注意が必要です。

画像生成AIの著作権について学べるおすすめ書籍

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この本は、画像生成AIに関する著作権法、機械学習技術、そしてクリエイティブ業界の慣習という3つの異なる視点から、学習データや生成画像の法的および倫理的な問題を深掘りする一冊です。

イラストレーター、AI開発者、弁護士という、それぞれの専門分野を持つ3人が異なる視点で、50の質問に答えながら、画像生成AIを取り巻く権利や倫理についての理解を深め、議論を展開しています。

画像生成AIと著作権の基本概念から始まり、生成モデルの著作権に関する問題、学習データに関する課題、トラブル発生時の対応策、そして画像生成AIの将来像に至るまで、幅広いテーマを扱っています。

画像生成AIを利用している方、商業的な用途での使用を検討している方、または画像生成AIの法的・倫理的な側面に関心を持つ方などは必見の内容となっています。

SeaArtの安全性や危険性は?運営元はどこ?

Googleで「SeaArt」を検索すると、予測変換に「SeaArt 危険性」や「SeaArt 安全性」といったキーワードが出てくるため、SeaArtの安全性に関して懸念を持つ方も少なくないと思います。

そこで、ここでは、SeaArtを使用する際の注意点や潜在的な危険性について詳しく解説していきます。

SeaArtを利用する上での注意点や危険性

SeaArtの安全性に関しては、SeaArt自体に明確な危険性は認められていません。

しかし、SeaArtで生成された画像の著作権侵害のリスクには注意が必要です。

SeaArtの規約では、生成された画像の商用利用が可能とされていますが、生成された画像が著作権を侵害している場合には、その責任はユーザーにあるとされます。

特に、マンガやアニメのキャラクターを含む画像は著作権侵害の可能性が高いとされています。

従って、SeaArtは個人的に画像を生成して楽しむ範囲内では全く問題ありませんが、生成した画像を公開する際には特に注意が必要です。

運営元について

プレスリリースによれば、SeaArtはシンガポールに本社を構えるSTAR CLUSTER PTE. LTD.が運営しています。

運営会社に関する情報は多くはありませんが、悪評も聞かれず、日本国内でプレスリリースを行っていることから、信頼性に問題はないように思われます。

参考
AI絵画技術がゲーム業界の新たなトレンドとなり、グラフィック部門の半数の人員が削減?

Q&A

Q.SeaArtはスマホで利用できる?

SeaArtのスマホアプリはありませんが、ブラウザアプリでアクセスすることでスマホでもPC版と変わらずに画像生成することが可能です。

Q.日本語で利用できる?

SeaArtは日本語に対応しており、プロンプトも全て日本語で入力することが可能です

Q.無料トライアルはある?

SeaArtには無料トライアルはありませんが、無料プランがあるので、そちらで機能を試すことができます。

Q.無料で利用できる?

SeaArtには無料プランがあります。

Q.生成した画像は商用利用できる?

有料プランのユーザーは生成した画像を所有し、商用利用が可能です。

Q.コインとスタミナの違いは?

コインとスタミナはどちらも画像生成のために必要な機能ですが、スタミナは当日のみ有効で、余っていても翌日に持ち越すことはできません。

Q.スタミナは翌日に持ち越すことはできますか?

スタミナは当日のみ有効で、余っていても翌日に持ち越すことはできません。

Q. AIグラビアって作れる?

はい、作れます。

Beautiful Realistic Asians(BRA)などのモデルを使い、作りたい画像のプロンプトを入力することでリアルな美しい女性の画像を生成できます。

ただし理想の画像を作るにはモデルやLoRAの選択、プロンプトの作り込みが必要となります。

まとめ

今回ご紹介した「SeaArt(シーアート)」は、生成AIを活用した画像生成ツールで、その多様な機能と使い勝手の良さで、多くのユーザーからの支持を得ています。

特に、無料プランからスタートできる手軽さや、日本語でのプロンプト対応が、画像生成AIツール初心者にもやさしく、初めて画像生成AIツールを試す人から絶大な指示を集めています。

また、経験豊富なユーザーにとっても、サイト上で多彩なモデルやLoRAを選択できるため、高いカスタマイズ性を楽しみながらも使いやすさを保っており、中級者から上級者にも好評です。

なので、この記事を読んで興味を持った方は、無料プランでも充分にその機能を体験できるので、ぜひSeaArtを試してみてください!

また、当サイトではログイン不要・回数制限なし・完全無料の画像・イラスト生成AIツールを公開しています。

ログインやアプリのダウンロードも不要なので、ブラウザ上でサクッと画像・イラストAIを使ってみたいという人はぜひ試してみてください!

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