リアルタイムに文字起こし「toruno」の特徴や使い方を徹底解説!無料トライアルはある?
torunoは、オンラインとリアルの両方の会議を効率化する先進的なツールです。
会議の音声をリアルタイムで文字起こしししながら、同時に録音と画面キャプチャも可能なので、会議の内容をもれなく記録できます。
torunoを活用すれば、議事録の作成時間を大幅に削減でき、参加者は本来の議論に注力できます。
無料トライアルがあるため、誰でも簡単に機能を試すことが可能です。
ここでは、torunoの便利な機能から具体的な使い方、セキュリティ対策などを詳しく解説します。
torunoとは
引用元:https://www.ricoh.co.jp/service/toruno
torunoは、会議のすべてを記録するサービスです。
特にWindowsとGoogle Chrome™ に最適化されており、ZoomやTeamsなどのWeb会議だけでなく、物理的な会議室でも使用可能です。
主な機能には、リアルタイムでの文字起こし、録音、画面キャプチャなどがあります。
各機能により、会議の振り返りや情報共有が容易になり、メモ取りから解放されます。
なお、文字起こしの精度を高めるためには、高品質のマイクやスピーカーの使用が効果的です。
torunoの料金
引用元:https://toruno.biz/plan-price
torunoでは、パーソナルプランとビジネスプランの二つの料金体系があります。
どちらも会議の録音、リアルタイム文字起こし、画面キャプチャなどの基本機能を提供しています。
利用範囲や追加機能の違いに注意しましょう。
パーソナルプラン
プラン | 無料 | 有料 |
記録時間 | 3時間※会員登録後 累計 | 月10時間※10時間以降は従量料金が発生 |
月額基本料金(税込) | – | 1,650円 |
従量料金(税込) | – | 2.2円/分 |
保存容量 | 20GB(約80時間分) | 20GB(約80時間分) |
支払方法 | – | クレジットカード |
パーソナルプランでは、初めての方に限り3時間まで無料で使えるため、使い勝手を試したい方に最適です。
3時間を超えて使用する場合は、月額1,650円の有料プランに切り替える必要があります。
有料プランでは、毎月10時間まで会議を記録でき、10時間を超える場合は、1分当たり2.2円の従量課金が適用されます。
保存容量は、無料プラン・有料プランともに20GB(約80時間分)です。
ビジネスプラン
プラン | 3週間トライアル | 月20時間 | 月100時間 | 月500時間 |
記録時間 | 30時間 | 20時間+従量時間 | 100時間+従量時間 | 500時間+従量時間 |
月額基本料金(税抜) | – | 6,000円 | 28,500円 | 135,000円 |
従量料金(税抜) | – | 300円/時 | 285円/時 | 270円/時 |
保存容量 | – | 50GB(約200時間分) | 250GB(約1,000時間分) | 1,500GB(約6,000時間分) |
登録ユーザー | 30名 | 1,000名 | 1,000名 | 1,000名 |
支払方法 | – | 請求書 | 請求書 | 請求書 |
ビジネスプランは法人向けで、チーム機能が強化されています。
チームメンバー間で記録の共有やユーザー管理機能が付加されており、ビジネスでの幅広い利用に適しています。
3週間の無料トライアル期間があり、最大で30名、30時間まで利用できます。
その後は記録時間(20時間、100時間、500時間)に応じた料金プランが選択可能です。
ビジネスプランでは1,000名までのユーザー登録ができるため、企業での利用にも対応しています。
torunoの核となる機能を活用することで、会議の効率を大幅に向上できます。
使用頻度や保存容量、予算に応じて最適なプランを選択しましょう。
torunoの機能
引用元:https://toruno.biz/resource/document/basicusage2.html
torunoには、文字起こし、録音、画面キャプチャ機能があり、会議運営や情報共有が効率的に行えます。
各機能は会議の進行中にリアルタイムで動作し、会議後の振り返りや議事録の作成を容易にします。
文字起こし、録音、画面キャプチャ
torunoは音声をリアルタイムでテキスト化し、会議の発言を文字で記録するため、参加者は、議論の内容をいつでも文字で確認できます。
同時に、会議の音声も録音されるので、具体的な発言のニュアンスや詳細を音声で確認することも可能です。
さらに、会議中に使用されるスライドや資料も定期的にキャプチャされ、音声やテキストと一緒に記録されます。
これらの充実した機能により、会議の内容を完全に把握できます。
リアルタイムブックマーキング
torunoのリアルタイムブックマーキング機能を使うと、会議中の重要な発言や議論の要点を逃さずキャッチし、即座にマークできます。
会議の核心部分に即時アクセスできるため、議事録の作成や情報共有が迅速かつ正確に行える機能です。
各機能の動作は統合されており、効率的な会議運営と情報共有を全面的にサポートするだけでなく、生産性の向上にも貢献します。
音声とテキストの同期機能により、重要な部分を即座に見つけて詳細を確認できます。
torunoは議事録の作成をスムーズにし、情報共有を一元化することで生産性の向上が期待できるツールです。
torunoの使い方
torunoは、簡単なステップで会議の録音、文字起こし、画面キャプチャを実現し、議事録作成を効率化するツールです。
torunoを使って会議を記録する手順を説明します。
ステップ1: ダウンロードとインストール
まず、公式ウェブサイトからtorunoアプリをダウンロードしてください。
インストールが完了したら、アプリを開きます。
初めてのユーザーは、新規登録が必要です。
メールアドレスとパスワードを入力して、アカウントを作成しましょう。
ステップ2: 記録の開始
登録が完了したら、torunoを使用して会議の録音と文字起こしを開始します。
PCにマイク付きスピーカーを接続し、会議を開始する前にtorunoアプリで「記録開始」ボタンを押してください。
会議の音声が録音され、リアルタイムで文字起こしが行われます。
ステップ3: 記録の確認と共有
会議が終了したら、「記録終了」ボタンを押して録音を停止します。
録音された内容は、torunoアプリやWebサイトにログインしていつでも確認可能です。
重要な部分はブックマークしておくと、あとで簡単にアクセスできます。
ステップ4: 記録の共有
会議のログは、生成されたURLとパスコードを使用して簡単に共有可能です。
欠席した人も会議の内容を簡単に把握できるため、改めて議事録を作成する必要はありません。
torunoを使用することで、会議の準備とフォローアップの時間を大幅に削減し、より生産的なワークフローを実現できます。
実際の使用シナリオ
引用元:https://toruno.biz/business/
torunoは、オンラインとリアルの両方の会議を効率化するツールです。
ここでは、実際の使用シーンに合わせた利用方法を紹介します。
Web会議の記録
torunoは、Zoom、Teams、Google Meet™など、さまざまなWeb会議プラットフォームで利用可能です。
面倒な設定は不要で、アプリのボタンを一つ押すだけで参加者全員の音声を記録できるため、オンライン会議のすべてのディスカッションを捕捉し、あとから確認できます。
他の参加者がtorunoにログインする必要もなく、招待されたWeb会議でも記録の確認が可能です。
会議の流れを正確に追いやすく、重要な議論を見逃すことがありません。
リアル会議の記録
引用元:https://support-toruno.zendesk.com/hc/ja/articles/14902329738777
物理的な会議室での利用においても、torunoは大変便利です。
PCにマイク付きスピーカーを接続し、アプリのボタンを押すだけで簡単に会議の記録が可能です。
会議中の会話をリアルタイムで文字に変換し、会議中の画面もキャプチャできます。
オフライン会議の場合、会議の音声と関連するビジュアル資料が同期されるため、会議内容をより深く理解しやすくなります。
torunoの活用は会議の効率化だけでなく、情報の透明性を保ちながらチーム間のコミュニケーションを強化する効果が期待できます。
torunoで改善される会議の質
引用元:https://toruno.biz/resource/document/basicusage3.html
torunoは、会議の質を根本から変革するツールです。
リアルタイムの文字起こし機能により、参加者は重要なポイントを見逃すことなく、確認作業の時間を短縮できます。
また、音声とテキスト、画面キャプチャを同期して保存する機能があるため、会議の内容を時系列で正確に追うことが可能です。
これにより、議事録作成の効率が大幅に向上し、実質的な作業時間を短縮できます。
さらに、ブックマーク機能を活用することで、会議中の重要な発言や決定事項を瞬時にマークし、後で素早くアクセスできます。
このため、会議のフォローアップがスムーズに行われ、意思決定や業務の実行スピードの向上に効果的です。
torunoを導入することで、会議中の情報収集と会議後の議事録作成やフォローアップにおける効率が大幅に向上し、全体としての会議の質が改善されます。
torunoの活用例
torunoは、オンライン・オフライン両方の環境で会議の効率化と質を向上させます。
会議の全体を記録し重要な情報を瞬時に確認できるため、議事録の作成時間を大幅に削減し、参加者は議論に集中できるようになります。
具体的な職場での利用ケース(Web会議の場合)
引用元:https://www.ricoh.co.jp/service/toruno/column/telework-meetings
Web会議におけるtorunoの具体的な活用例を紹介します。
1. プロジェクトキックオフ会議
開発チームが新しいプロジェクトを開始する際、キックオフ会議での各種計画とタスク割り当ての議論をtorunoで記録しましょう。
あとから誰がタスクを担当するか、期限が設定されているかなどを確認できます。
2. クライアントとの進捗報告会議
顧客との定期的な進捗報告会議で、torunoを使用して全会話を記録しましょう。
クライアントからのフィードバックや変更要求を正確に捉え、業務の正確な対応に有用です。
3. リモートワークチームの定例会議
リモートワークが常態化しているチームでは、定例のステータスミーティングをtorunoで記録すると、全メンバーが同じ情報を共有しやすくなります。
特に時差があるグローバルチームでは、参加できなかったメンバーとも録画やテキストで情報の同期が可能です。
4. 社内トレーニングセッション
新入社員や異動した社員が新しい業務を学ぶ際、torunoを使用してトレーニングセッションを記録しましょう。
トレーニング中に行われた説明やQ&Aセッションを後で見返すことができ、学習効率の向上が見込めます。
5. 緊急対応ミーティング
突発的な問題や危機に対応するための緊急ミーティングをtorunoで記録しましょう。
誰がどの対応を担当するか、どのような決定がされたかを明確に確認でき、迅速な対応と評価が容易になります。
具体的な職場での利用ケース(リアル会議の場合)
引用元:https://support-toruno.zendesk.com/hc/ja/articles/14902329738777
リアルな会議においても、様々な場面でtorunoの活用が可能です。
具体的な活用例を5つ紹介します。
1. ボードミーティングの記録
企業の経営層が参加する重要な戦略会議でtorunoを使用することで、議論される重要な決定や戦略の詳細な記録が可能です。
情報はあとで詳細なレポートとして取締役会に提出することで、すべての関係者が会議内容を正確に理解できます。
2. 研修セッションとワークショップ
新しいプロジェクトや技術の研修で、教育的な内容やQ&Aセッションをtorunoで記録しましょう。
参加者はセッション後に内容を確認できるため、学んだ知識の定着に役立ちます。
不明点を確認する資料としても利用できます。
3. 法的要件を満たすための会議記録
法律によって特定の会議の記録保持が求められる場合にもtorunoを活用しましょう。
会議の完全な記録を保持し、必要に応じて法的文書として提出できます。
4. 多地点間の経営会議
国内外の複数の拠点を持つ企業が実施する経営会議で、torunoを使用して全地点の発言を一元管理すると、会議後に各拠点が見逃した情報を共有できます。
地理的な障壁を乗り越え、経営層間の意思疎通を図るために効果的です。
5. 社内トレーニングおよび技術シェアリング
社内でのトレーニングセッションや技術的な知識共有会議でtorunoを使用して、プレゼンテーションやディスカッションを記録します。
参加できなかった従業員も後から重要な内容を確認し、学習リソースとして活用可能です。
torunoのセキュリティとプライバシー
torunoはユーザーの安全とプライバシーを最優先に考慮して設計されています。
会議内容のセキュリティ保護は特に強化されており、以下のような複数の安全対策を実装済みです。
1. エンドツーエンド暗号化: すべての会議記録は、エンドツーエンドの暗号化を施し、不正アクセスから保護されています。
データが第三者によって読み取られるリスクを大幅に減少させています。
2. アクセス制御と認証: torunoでは、アクセス制御を厳格に行い、ユーザーが設定したパスコードを通じてのみデータにアクセス可能です。
さらにセッション管理とセキュリティの強化のために、二要素認証を導入しています。
3. データの保管と削除ポリシー: torunoは、ユーザーがサービスを解約・退会する際に、関連するデータを確実に削除するポリシーを設けています。
ユーザーの情報が、不要に長期間保持されることはありません。
4. 定期的なセキュリティ監査: torunoでは、定期的にセキュリティ監査を行い、システムの脆弱性を早期に特定し対応しています。
最新のセキュリティ基準に常に準拠しているので安心です。
5. プライバシーポリシーの透明性: ユーザーがtorunoを利用する際のプライバシーポリシーとデータ取り扱い規定を明確にし、どのようにユーザーデータが使用されるかを透明にしています。
各取り組みにより、torunoはユーザーの信頼を築き、安心して利用できる環境を提供しています。
高度なプライバシー保護とセキュリティ対策が、torunoの信頼性の根幹と言えるでしょう。
よくある質問
いざ「torunoを使ってみよう」と考えた際に、さまざまな疑問が頭に浮かぶのではないでしょうか。
ここでは、torunoについてよくある質問と回答を紹介します。
Q.対応のオンライン会議ソフトは何ですか?
A. torunoは、Microsoft Teams、Zoom、Google Meet™、WebExに対応しています。
各プラットフォームで開催される会議の記録が可能です。
YouTube™やPC上で再生される動画の文字起こしもサポートしており、多様なニーズに応えます。
Q.スマホアプリやMac版はありますか?
A. 現在、torunoのスマホアプリやMac専用アプリの提供はありません。
しかし、ボイスメモで録音した音声データやWeb会議を録画した動画データをファイルアップロードして、文字起こしが可能です。
ファイルアップロード機能を利用することで、さまざまなデバイスからtorunoを活用できます。
Q.既に記録してある動画や音声の文字起こしはできますか?
A.はい、可能です。
torunoはすでに録音された動画や音声ファイルのアップロードをサポートしており、簡単に文字起こしできます。
過去の会議やセミナーなどの記録も効果的に活用できます。
Q.外国語の会議の文字起こしはできますか?
A.現在のところ、torunoは日本語専用のサービスとなっており、外国語の会議の文字起こしには対応できていないです。
将来的なサービスの拡張では、多言語対応も検討しているので、今後のアップデートに期待しましょう。
Q.会議で話したことは学習データとして利用されますか?
A.いいえ、torunoでは会議で話された内容を学習データとして利用することはありません。
torunoは、プライバシー保護とセキュリティを最優先に考えています。
以前は異なる音声認識エンジンを使用しており、一部のデータが学習目的で利用されることもありましたが、2024年3月14日のバージョンアップ以降は一切行っていません。
Q.記録した会議データの取り扱いについて教えて
A.torunoは、記録されたデータの安全性をとても重視しているシステムです。
ユーザーが解約・退会する際には、関連するデータはすべて安全に削除されます。
保存されたデータはセキュリティ対策が施された環境下で厳重に管理されており、不正アクセスやデータ漏洩のリスクを最小限に抑えています。
詳細な情報については、torunoのセキュリティ・ホワイトペーパーをご参照ください。
まとめ
引用元:https://toruno.biz/resource/document/basicusage1.html
torunoは、会議の効率化を追求するユーザーに理想的なツールです。
文字起こし、録音、画面キャプチャによって会議のすべてを記録し、重要な情報を見逃すことなく、いつでも確認できます。
議事録作成の時間を短縮し、参加者が議論に集中することが可能になります。
無料トライアル期間に、さまざまな機能を試すことが可能です。
「会議の時間を効果的に使いたい」「議事録の負担を減らしたい」「リモートチームとのコミュニケーションを改善したい」と考えている方は、torunoの導入を検討してみましょう。
※本記事は、2024年4月時点の情報に基づいています。サービス内容や料金は変更される可能性がありますので、詳細は公式サイトでご確認ください。