【認知度や利用率は?】ChatGPTについて1000人にアンケートしてみたところ、驚くべきデータが明らかに!?
最近話題の「ChatGPT」ですが、果たしてどれくらい使われているのでしょうか?
私自身、毎日ChatGPTを活用しており、職場(IT係)でも周りのほとんどの人が使ったことがあるため、かなり普及していると感じていました。しかし、プライベートの友人たち(IT系はいない)の中では、使っている人がほとんどいません。
そこで、「もしかしてChatGPTは、実はほんの一部の人たちだけで使われているのかも?」 と疑問に思い、1000人にアンケートを実施しました。
この調査では、ChatGPTの普及状況や今後の広がり、そしてChatGPT Plusについても触れています。驚くべき結果が明らかになりましたので、ぜひ最後までお楽しみください!
※Web媒体にて本アンケートを引用される場合、出典を明記した上で、こちらのページ(https://generativeinfo365.com/?p=205)へのリンクを必ずお願いいたします
アンケート回答者について
- 調査概要:ChatGPTの利用についてのアンケート
- 調査期間:2023年5月5日〜2023年5月8日
- 調査人数:1,000人
- 調査対象:全国の10代~70代男女
- 調査方法:インターネットでのアンケート
アンケート回答者の男女比は半々で、年代は30代~40代で半分以上を占めています。
回答者の職業や勤務先の業界は以下の通りです。
「その他」がかなり多くなってしまったので、選択肢の作り方をちょっとミスった感はありますね…
ChatGPTの認知率は86.4%!!
まず、「ChatGPT」自体を知っているかどうかを尋ねたところ、なんと86.4%もの人が「知っている」と回答しました。
正直、まだ一部の人しか知らないと思っていたので、こんなに高い数字には驚きました!
インターネットのアンケートなので、普段からネットを使っている人が多いというバイアスはありますが、それでも驚くべき結果です。
以下のアンケートはそれぞれ2023年の2月と3月に行われたもので、その時点では「ChatGPTを知っている」という人は30%程度でした。
>ChatGPTを知ってる人は何%?男女1,000人にアンケートで認知度を調査!
>「ChatGPT」の認知度は全体で約3割、20代・30代の男性では4割超に。利用意向は女性よりも男性の方が高い
2023年3月から「チャットGPT」の検索数が爆増
3月のアンケートに比べて、今回のアンケートではChatGPTの認知率が倍以上になっていますが、この2~3ヶ月で何が起きたのでしょうか?
実は、Googleトレンドによると、2023年の4月ごろから検索数も急上昇しています。
この理由は、2023年3月末ごろに国会でChatGPTの話題が取り上げられ、4月10日に首相がOpenAI社(ChatGPTの運営会社)のCEOと会ったことで、ニュースでも大きく報道され、検索数が急激に増えたと考えられます。
その後、各都道府県の知事がChatGPTの利用について言及するなど、ニュースや新聞でChatGPTという言葉を目にする機会が増えました。
そこから、ネットをあまり使わないがテレビをよく見ている層にも少しずつ世間で認知され始めた結果、2023年3月のアンケート結果と比較して、今回のアンケートでの認知度が大幅に上がったのではないかと予想されます。
もうChatGPTは、国民の多くが認知しているツールになっているのですね。
ChatGPTの利用率
ChatGPTを使ったことがある人は30.7%でした。
認知率が86%ある中で、実際に利用したことがある人が30%程度なので、現時点ではまだ知っているけど使ったことがない人が多いことがわかりますね。
その理由としては、2023年5月現在では、ChatGPTは説明がすべて英語で、アカウント登録が必要だったり、公式のChatGPTがスマホで使いにくかったりするため、まだChatGPTに強い興味を持っていない人には少し使いにくいということも影響しているかもしれませんね。
ただ、国民の3割が少なくとも一度はChatGPTを使ったことがあるというのは驚きです。
一方で、ChatGPT Plus(有料版)を利用したことがある人はわずか1%でした。
無料で使えるChatGPTでも日常使いには十分ですし、月額2000円以上もかかる上に利用制限があることから、有料版は興味が強いユーザーだけが使っているようです。
利用率は男性の方が高い
性別で見ると男性が38.9%利用したことあるに対して、女性が22.1しか利用したことがありません。
想像以上に利用率に男女差がありますね。
せっかくなので、この理由についてChatGPTに考察してもらったところ、以下のように返答がありました。
年代別
全体的な傾向として、特に20代・30代の男性が多く利用しており、どの世代でも男性の方が女性よりも利用率が高いことがわかります。
女性は顕著に年代が上がるにつれて利用率は下がっていますが、男性では50代・60代男性の利用率も比較的高いですね。
IT業界は利用率が高い
想像通り、インターネット/デジタルメディアやIT/ソフトウェア関連の企業でChatGPTの利用率は他と比べると飛び抜けて高いですね。
インターネット/デジタルメディアやIT/ソフトウェア関連の企業は、技術革新に常に関わっているため、新しい技術であるChatGPTを積極的に取り入れていると考えられます。
一方で、金融/保険、教育、医療/ヘルスケアなどの業界では、業務効率化や顧客対応の改善にChatGPTの利用を検討する企業が増えつつあるものの、まだ全体としては低い利用率です。
ただ、これらの業界でも今後、ChatGPTの利用が広がる可能性は十分にあります。
ChatGPT利用者へのアンケート
以降の質問は「ChatGPTを利用したことがある」と答えた回答者の質問です。
ChatGPTの利用状況と利用デバイス
アンケートから、利用シーンではプライベートでの利用が最も多く、デバイスではPCが最も利用者数が多いことがわかります。
この結果から、現時点ではChatGPTは主にプライベートで楽しむ目的や情報収集などに使われており、仕事での利用はまだ一部に限定されていることが分かります。
また、デバイスの利用状況から、PCでの利用が主流であり、スマホやタブレットでは使いにくいと感じるユーザーが多い可能性があります。
今後、仕事での利用が増えたり、スマホやタブレットでの利用が便利になると、さらに多くの人に利用されるようになりそうですね!
ChatGPTへの不満
ChatGPTヘの不満に対してのアンケート結果から、多くのユーザーは不満を感じていないことがわかりますが、ChatGPTの理解力不足や生成されるテキストが不自然であるという不満が一部にあります。
この結果から、ChatGPTは多くのユーザーにとって概ね満足できるサービスであるものの、理解力や生成されるテキストの品質に関してはまだ向上の余地があることが示されています。
今後の利用について
アンケート結果から、大多数の利用者が今後もChatGPTを利用していきたいと感じており、一部のユーザーが今後のアップデート次第で利用意向を決めることがわかります。
この結果を考察すると、ChatGPTは現状でも多くのユーザーに受け入れられているサービスであることがわかります。
一方で、今後のアップデート次第で利用意向が変わるユーザーもいるため、品質向上や新機能の追加がサービスの継続的な成長に重要であることが示唆されます。
また、ほとんどのユーザーが今後も利用しないと考えていないことから、ChatGPTの潜在的な価値が認識されていることが伺えます。
ChatGPTを使いこなすだけで使っていない人と大きく差が出るのは確実
アンケート結果から明らかになったことは、ChatGPTの認知率がなんと86.4%にも達し、無料版の利用率は29.7%で、国民の3割が少なくとも一度は試したことがあるということです。
しかしながら、有料版のChatGPT Plusは利用率が1%と、興味津々なユーザーが中心だという結果が得られました。
このデータから言えることは、今後ChatGPTの利用率はさらに拡大することは間違いなく、今後の時代を見据えた場合、ChatGPTの活用がビジネスや日常生活において大きな差を生むと予測されます。
結局のところ、今後の成功において、ChatGPTの使いこなし方が重要な要素となることは間違いないので、早いうちから使い方に慣れ、時代の変化に適応していくことが求められることでしょう。
こちらのサイトでもChatGPTの活用法についてはどんどん情報発信をしていくので、ぜひ今後も当サイトをチェックしてもらえればと思います!
それでは!
※Web媒体にて本アンケートを引用される場合、出典を明記した上で、こちらのページ(https://generativeinfo365.com/?p=205)へのリンクを必ずお願いいたします