「JAPAN AI Chat(™)」がDropbox・SlackとのAPI連携を開始し自然言語検索が可能に
JAPAN AI株式会社の法人向けChatGPT「JAPAN AI Chat(™)」がDropboxおよびSlackとのAPI連携を開始しました。
企業が保有するDropbox内のファイルやSlackのチャット情報を直接学習データとして使用できる新機能で、社内デジタル資料の自然言語検索が可能になります。
この記事の要点
- 「JAPAN AI Chat(™)」がDropboxおよびSlackとのAPI連携を開始。
- Dropbox内のファイルやフォルダ、Slackのメッセージが直接学習データとして使用可能に。
- 自然言語による検索機能で、不明瞭な検索ワードでも必要な情報に辿り着ける。
「JAPAN AI Chat(™)」API連携の背景
JAPAN AI株式会社は、社内問い合わせの自動化やナレッジの共有を目的として法人向けChatGPT「JAPAN AI Chat(™)」を提供しています。
これまで、学習データとして使用するファイルは手動でアップロードする必要があり、更新の都度再アップロードする手間も生じていました。
また、Slackなどのコミュニケーションツールの普及に伴い、チャット履歴もAIの学習データとして注目されています。
これらの状況に対応し、幅広いデータを直接AIに学習させることを目的としてDropboxおよびSlackとのAPI連携機能を実装しました。
「JAPAN AI Chat(™)」とDropbox・SlackとのAPI連携によるメリット
DropboxとのAPI連携により、ファイルやフォルダが直接学習データとして使用可能になりました。
ファイル更新時にリアルタイムで学習データが反映されるため、手動での更新は不要です。
Slackとの連携では、指定したチャンネルや期間のメッセージを学習データとすることが可能です。
API連携により、ファイルアップロードの工数やデータ更新時の手間が削減できます。
また、Dropbox・Slack内の情報を自然言語で検索できるため、不明瞭なワードでも必要な情報に辿り着けるようになりました。
まとめ
「JAPAN AI Chat(™)」は、データの機密性を保持しつつ、社内のドキュメントや外部データを学習したAIからの自動応答が実現できるツールです。
カスタマーサポートやバックオフィス業務、マーケティング業務をはじめ、幅広いシーンで利用されています。
今回のDropboxおよびSlackとのAPI連携機能の実装で、さらなる利便性の向上が期待できます。
引用元:PR TIMES